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「好奇心駆動型」教育を機能させる方法とは

子供は、好奇心の塊です。

刺激に対して純粋に「なんで」「どうして」と反応します。

 

 

子どもは40000回質問する  あなたの人生を創る「好奇心」の驚くべき力

子どもは40000回質問する あなたの人生を創る「好奇心」の驚くべき力

 

 

 

その好奇心を駆動にして、教育を進めよう、という方針は、
1760年代から言われていました。

 

しかし、その理想的な教育の多くは失敗したようです。
結局上手く行った(とされている)のは、モンテッソーリ教育など、
限られたもののようです。

好奇心駆動型教育の問題点

なぜ失敗したのでしょうか。
私の考えとしては、「自主性に任せすぎた」「コンテンツ不足」の 2 つかと思います。

 

  1. 自主性に任せすぎた」
  2. 「コンテンツ不足」
自主性に任せすぎた

彼らの理想としては、
大人は一切の指導をしない。子供の自主性と好奇心が子供を育む
というような理想だったようです。

 

しかし、算数や理科等専門的な分野への興味関心が伸びなかったようです。
彼らとしては、「それも子供の選択であり、必要になったタイミングで学ぶだろう」
という考えだったのでしょう。

 

この状態は、各時代のニーズにはマッチしなかったようで、失敗が多かったようです。

 
コンテンツ不足

好奇心の中で重要な要素に、「わかりそうでわからない」
という絶妙なバランスが必要です。

しかし、その絶妙なコンテンツの提供は、かなり属人的になってしまいがちです。
このマッチがない場合、この教育は失敗する可能性が高くなると思います。
(教育で人手が必要になる部分は、このあたりにあるのかもしれません。)


好奇心駆動教育の解決策

好奇心駆動教育を成功させる方法は、以下の 2 つだと思います。

  1. コーチとしての教師の介在
  2. Youtube でのコンテンツの充実
コーチとしての教師の介在

好奇心は新しい情報から来る刺激によって無知を自覚させられた時に生まれる p81

 

本曰く、「これは知ってるけど、これは知らない」というバランスが好奇心を呼び起こします。

 

例:
1 + 1 は わかるが、おそらく3 + 4 はわからない、という子供がいるとします。

この子供に、「じゃあ 1 + 2 はどうなる?」「3 + 4 は?」 という質問を投げかけてあげることが、好奇心を育むためにとても重要だと思います。

ドラマの予告編もそのようなものだと思います。
ドラマの予告編を見ると、次また見たくなるでしょ?

 

教師の役割としては、その予告編をいかに面白そうに作れるか、という部分
が重要なのではないか、と感じております。

 

そのように、教師がある程度リード(コーチ)しながら
教育を進めるのがいいのではないでしょうか。

 
Youtube でのコンテンツの充実

自分の知りたいことが、すぐそばにあり、すぐ理解できそう
というのが、好奇心には重要です。

(物理に興味がない人が、「相対性理論」に対して好奇心はわかないと思います。)

ちょっとだけ教える、というコンテンツがどんどん増えていくことが、
今後とても重要になっていくのではないでしょうか。

 

 

やってるところ

Udemy や Coursera は、コンテンツを豊富に含み、なおかつ無料で提供しています。
日本語のコンテンツが少ないのが悲しいですが、今後大量に出てくるでしょう。

 

日本でもプログラミング教室や塾など、多くの挑戦者がいるかと思います。
是非、その教育が機能出来るように頑張ってほしいです。

 

次回は 「共感的好奇心」についても書いてみようかと思います。

好奇心の育み方

好奇心。

人生の中で一番大事なことだと思うんですよね!

 

新たな出会いや、幸福感も、好奇心があるからこそ生まれると思っています。

しかし、大人になるとその好奇心はどんどん薄くなってきてしまうように思われます。

 

では、大人になったら、その好奇心はどのように育めば良いのでしょうか。

 

結論:

  1. 「なんで」という発言を褒められる環境にいる
  2.  その質問の答えを見つける
  3.  答えを誰かにシェアする

 

「なんで」という発言を褒められる環境にいる

子供の頃は、素朴な「なんで」に、多くの大人が答えてくれます。
また、大人がちょっと煙たい顔をしても、子供は気にしません。

 

しかし大人になると、プライドや評価を気にする気持ちなどで
その質問が出来なくなります。

 

そこで、なるべく「なぜ」「どうして」を評価される場所に顔を出しましょう。
友達や家族に頼んでみるのも良いかも知れません。

 

ポイントは、
「質問することは面白いこと、知的なこと」という気持ちになることです。

 

質問すると、池田先生が「良い質問ですね!」と言っていることをイメージするのも
いいかも知れません。

 

その質問の答えを見つける

ポジティブな気持ちで質問したら、今度はその答えを見つけましょう。
人に質問したら、その人と一緒に答えを考えるのも楽しいでしょう。

 

ここで重要なのは、「仮説を立てること」
難しい言い方をしましたが、「答えはこうなんじゃないかな」と思うことです。

 

答えが違うとき、自分の考えとの違いはどこか、というのを探すことで、
新しい答えも自分の考えになります。

 

他の人の考えを聞いて、その人の考えの論理のモレを考えるのも良いかも知れません。
批判をすることなく、考えを面白がってみてください。

 

答えを誰かにシェアする

その話を知らない友達に、「なんでOO っていうか知ってる?」
と聞いてみるのも良いかも知れません。

 

他の考え方を聞くのはとても面白いですし、好奇心も刺激されます。
是非、やってみてください!

 

終わりに

 

子どもは40000回質問する  あなたの人生を創る「好奇心」の驚くべき力

子どもは40000回質問する あなたの人生を創る「好奇心」の驚くべき力

 

 子どもは 40000回 質問するらしいです。
この本を読んだらまたブログ書こうと思います。

 

 

何を食べるか迷ったときにするべきのたった1つの質問

 

正解は、何を食べたくない?

です。

 


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「何食べたい?」と質問したら、「なんでもいい」と答えられた。

そういった困った経験ありませんか。

 

「じゃあ中華でいい?」

「いや、中華は重いなー。」

「。。。(なんでもいいって言ったじゃん。。)」

 

 

言うべき答え

そんな時の魔法の言葉は、「食べたくないのは何?」です。

 

正直、何が食べたいのかなんて、すぐ出てこないと思います。

ただ、人間なぜか食べたくないものはすぐ出てくるんです。

 

今何食べたくないか、きっとすぐ出てくるはずです。想像してみてください。

 結構すぐ出てきませんか?

 

そんな風に、いくつか食べたくないジャンル、味を聞いてみてください。

そうすると、自ずと相手の食べたいものが見えてくるはずです。

 

何食べたくない?

「中華は昨日食べたなー、重めなのはちょっときついなー、待つのはやだなー。」

「じゃあ近くの蕎麦屋さんどう?」

「いいね!」

 

となると思います。

 

 2人でのご飯でも使えますが、大人数の時は特におすすめです!

 みんなのネガティブなとこを除くと、結構すぐ場所決まります。

是非、使ってみてください。

 

参照

「マクドナルド理論」を使うとより優れたアイデアが出てきてプロジェクトが進行する - GIGAZINE

 

キャリアの育て方


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結論: 自分が好きで、他人が好きではないことに自信を持つことが大切

 

キャリアの進め方として、以前「好きなことを選び続けましょう」と書きました。

 キャリアの目標をきめるべき?今好きなことを繋ぐべき? - ;-)

 

一方で、仕事はやって欲しい人と、やってくれる人のバランスで成り立っています。

 

「ビーチでビールを飲みながら音楽を聞くのが好き」であっても、

「ビーチでビールを飲みながら音楽を聞いてほしい」というニーズがなければ、

それではお金が発生しません。

 

しかし、「ビーチの宣伝」「音楽の宣伝」「ビールの宣伝」など、特定のニーズがあれば、お金を生み出すことが出来ます。

 

そのようなニッチなニーズを見つけるためには、以下のことが必要になると思います。

 

 

ニーズになることを信じて、価値を生み出せるように工夫することが大切

 

自分の好きなことキャリアを伸ばしていくには、以下のことが重要かと思います。

  1. 他人と違うことに喜びを感じる
  2. 自分のニーズを否定しない
  3. 自分のニーズを満たしながら、他人のニーズを満たせることがあることを信じる
  4. 自分、他人のニーズを両立させるアイディアを出し、キャリアを進める

 

この中で1番はじめに来る、「他人と違うことに喜びを感じる」ことが、意外と難しいのではないかな、と感じています。

 

世間体や、周りの意見に振り回され、自信が持てなくなることがよくあります。

人と違う、というだけで、ニーズがない方向に進んでいるのではないか、と感じてしまうこともあります。

 

そういった不安を認知しつつ、「それでもなお」違うことが価値である、と考えることを習慣づけることが、キャリアを育てるための第一歩なのではないかな、と感じています。

 

 周りの人が「興味ない」と感じているけれども自分は凄く重要だ、と感じていることは、多くが周りの人が気づいていない重要なことだと思います。

そのような領域をどんどん掘ることによって、新たな価値を提供することができ、自分の好きなことを続けることが出来るのではないでしょうか。

 

キャリアの目標をきめるべき?今好きなことを繋ぐべき?

 
 
僕は、「その瞬間わくわくしてるか、将来を想像してわくわくできるかどうか」が大事かな、と思います。

 

 

 

スポーツ選手はキャリア選択してきたのか

 

 この前、他部署のマネージャーから、このように言われました。

「サッカー選手はキャリアを考えてサッカー選手になったのか?」

と。

サッカー選手は、

「自分は足がはやくて、運動神経がある。サッカーをやれば他のスポーツよりも活躍できる可能性もあるし、年収も悪くないかもしれない。」

このように考えるのか?と。

 

「きっとそんなこと考えてないはず。サッカーをやってて、好きで、続けたい、と思って続けてきた結果、サッカー選手になったんだろう。」

 

「遠めのキャリアプランなんて、考えてないはず。目の前、もしくは1つ先、2つ先のステップを見て、想像できる範囲で面白そうなことをやってきた結果、今のポジションになってるはず。」

 

「そういう柔軟な考えで、物事を見ておいたほうがいいだろう。」

 

と。

 

僕もそう思います。

遠い未来なんて想像できない。当たり前だとおもいます。

 

自分自身で感じられる部分だけで、無理せず未来を予想すればいいと思います。

 

無理矢理10年後になりたい姿を考える必要はないと思います。

ふわっと見える未来の姿に向かって、キャリアを想像する、くらいでやったほうが心地よいと思います。

 

思い詰めず、リラックスしてキャリアを感じるのがいいのかな、と思います。

 

物事を継続するためのたった1つのこと

結論からいいますと、「罰金」です。

行動分析学入門

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モチベーションややる気などの研究はよくやられていて、様々な流派があるようです。 その中でもおすすめな研究が、「行動分析学」です。

本によると、人間の行動は、以下の4つにまとめられるようです。

  1. 「やって楽しいことが起きると続けられる」

  2. 「やらないと嫌なことが起きると続けられる」

  3. 「やって嫌なことが起きると辞める」

  4. 「やらないと楽しいことが起きると辞める」

1 は、短期的なフィードバックがないと続きにくいです。 なので「英語の成績を上げる、足を早くする」など、短期的なフィードバックが得られないと出来事だと、結構すぐ繰り返せなくなります。

2 は、比較的短期的なフィードバックを得やすいです。 なので、「○○しないと罰金」はかなり継続しすいはずです。

1ヶ月で股割りが出来るようになるか

ずっと昔から、「股割り」が出来るようになりたいと思ってました。 なので、 これから1ヶ月で、股割りが出来るようになりたいと思います!

参考資料

この本によると、「毎日続けることが1番大切」とのことです。

そこで、以下のルールを設定しました。

1日サボったら、一万円支払う

これで自分がいくら払ったか、30日後が楽しみです。

是非皆さんもやってみてください。

就活で大切にするべきたった1つのこと


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結論からいいますと、就活生はなにが「かっこいい」と感じるかを重要視したほうがいいです。

 

大企業か、ベンチャーか、どっちでもいいんじゃない?という記事がありました。

 

きりくちぶろぐ曰く

生き方は好みで決めるしか仕方ない - きりくちぶろぐ

もうなんというか答えから言わせてもらうと


好みで決めるしか仕方ない

 

とのことなんですね。僕もそう思っています。

じゃあ自分の好みってなんだろう、って考えると、悩んでしまうのではないでしょうか。

 

そんなときにオススメなのが、「かっこいい」と感じるかどうか、です。

 

好きかどうか、って聞かれると、正直分かんない、ってなると思うんです。

 

ただ、「かっこいい」と感じることはなにか、って考えると、色々わくわくしたり、自信が出てきたりすると思います。

 

そういう、自分のなかの「わくわく」を引き出す為には、「かっこいい」という考えは凄く重要だと思います。

 

「人に影響を与えるのがかっこいい!だからテレビ業界に就職したい!」

すばらしいと思います!

この場合、例えばですが、影響を与えるのがかっこいいなら、先生はどうでしょう?

 

「いや、先生はあんまり自分の感覚としては格好良くない。何故なら…」

強く言えない場合は、きっと自分のなかで認めたくないなにかがあるはずです。

(収入が低いのがいやなのか、周りの友達と比べてキラキラしてる人生じゃなさそう、なのか)

 

そういうのをきちんと見つめるきっかけにもなるはずです。

 

 

自己分析のはじめに、「自分がかっこいいと思えることってなんだろう」と考えるといいと思います。是非、ご活用ください。